サンエーの人 vol.5|自信があるから、まっすぐ伝えられる。ー 営業・鳥井琢椰
全国の手仕事の現場を撮影・取材している、フォトグラファー・ライターの小黒恵太朗です。

京都で注文住宅を手がけるサンエーが、どのような想いを込めて家づくりに向き合っているのか…。つくり手の横顔を知ることは、より豊かな家づくりへの第一歩になると信じています。
サンエーの家づくりをより身近に感じていただけるような、そんな温度のあるコラムをお届けします。
第5回にご登場いただくのは、営業を担当する鳥井琢椰さん。物件の販売や土地の仕入れまで幅広く手がける、サンエーの「入口」を担うキーパーソンです。
現場監督から不動産営業へとキャリアを歩んできた鳥井さん。言葉の端々にのぞく誠実さと熱い想いから、サンエーの家づくりの本質に迫ります。
現場の空気感を知る営業マンとして
京都で生まれ育った鳥井さん。実は、最初から不動産営業を目指していたわけではありませんでした。
「最初は公務員を目指していたんです。でも、なかなかうまくいかなくて。家業で足場(建築中の建物の周囲につくられる、仮設の足場のこと)工事を営んでいた父親のもとで、現場の施工について勉強しながら働いていました」

その後、縁があって建築会社に入社。営業志望だった鳥井さんですが、「まずは現場のことを理解してから営業になった方がいい」というアドバイスを受け、新築物件の現場監督としてキャリアをスタートさせます。
職人さんたちと汗を流し、図面が形になっていく過程を間近で見てきた日々。この「現場監督」としての経験が、現在の鳥井さんの大きな強みとなっています。
「現場での仕事の流れが身体に染み込んでいるので、お客様に『いつのタイミングで、どんな工事をしているか』を、自分の言葉で具体的にお伝えできるようになったと思います」
「一人のファン」として確信した、サンエーの家づくり
その後、営業職へと移り、キャリアを積んでいった鳥井さん。幅広い住宅の販売に携わる中で、現場を経験してきたからこその想いも芽生えていきました。
「色々な家づくりに触れる中で、『自分自身が心から魅力を感じ、納得できる建物を、より自分の言葉でお勧めしたい』という気持ちが強く膨らんでいったんです」

そんな時、鳥井さんが出会ったのが、サンエーでした。
「例え万人には響かなかったとしても、十人中一人が『これが本当に好きだ』と心から思えるような、こだわりや手仕事の温かさが宿る家づくりをしている。サンエーの建築を目にしたとき、純粋にファンになりました。ここならより深く建物と向き合い、自信を持ってお客様にお勧めできると感じたんです」
こうして2026年1月、鳥井さんはサンエーに入社しました。
条件の提示から、暮らしの「組み立て」へ
サンエーに入社して以降、鳥井さんの営業スタイルは大きく変化していきました。
以前は条件に合う物件を素早く探して提案するスタイルが中心だった鳥井さん。しかしサンエーでは、代表の三谷をはじめとするチーム全員が、お客様の背景にある「暮らしの理由」を深掘りしていく対話を大切にしています。

「以前は『駅から徒歩何分か』『予算はいくらか』『土地の広さはどれくらいか』といった、条件面のヒアリングを中心に行っていました。でも今は、普段どんな生活をされているのか、どんな趣味をお持ちなのかといった、暮らしそのものについて詳しくお伺いするようになりました」
なぜその条件を求めているのか。そこでどんな時間を過ごしたいのか……。会話を重ねながら、お客様の潜在的な要望を解き明かし、理想の暮らしへとつなげるシナリオを組み立てていくのです。
「ただ物件の情報を提示するのではなくて、『こういう生活スタイルなら、こんな間取りや工夫があると暮らしやすいですよ』と具体的な提案に変えてお伝えする。そうすることで、お客様も『自分の生活を本気で考えてくれているんだ』と感じてくださる。営業のスタイルだけでなく、仕事のやりがいや深みも、大きく変わりましたね」
強みは「自由度」と「誠実さ」
鳥井さんに「サンエーの強みを一言で表すなら?」と尋ねると、少し考えてから「自由さですね」という答えが返ってきました。
「『こうしたいんです』というお客様のこだわりに対して、一般的な住宅会社であれば仕様の都合で諦めていただくケースも多いと思います。でも、サンエーにはそれが全くと言って良いほどありません。お客様が諦めかけていた想いをどう聞き出して、カタチにできるか。制約に縛られず自由に向き合える環境があるのは、本当に強い部分だと思います」

さらに、現場監督の視点を持つ鳥井さんだからこそ、目に見えない部分のクオリティにも絶対の誇りを持っています。
「家づくりって、完成してしまうと壁の裏側や構造、断熱の細かいおさまりなど、お客様からは見えない部分が大半を占めるんですよね。でもサンエーは、そうした見えない場所の施工や建材の選定に至るまで、一切妥協をしていません。僕は現場を知っているからこそ、『この建物なら絶対に安心です』と自信を持ってお伝えできるんです」
今では提案力を磨くため、日々ヒアリングの試行錯誤を重ねるなど、たゆまぬ努力を続けています。
「自分はまだ、スタートラインに立ったばかり。初めて契約をいただいた時の喜びや責任感を糧にしながら、もっとサンエーの建築の良さを多くの方に届けていきたいですね」
住まう人と、真摯に向き合い続けるために
最後に、これから家づくりや土地探しを検討している方へのメッセージを伺いました。
「家づくりは人生の中でも特に大きな決断ですから、誰しも不安や疑問がたくさんあると思います。『こんな相談をしてもいいのかな』と思うようなことでも、まずは気軽にお聞かせください。僕自身、ひとりのサンエーのファンとして、お客様の暮らしに一番近い場所で、誠心誠意お手伝いさせていただきます」

初対面のお客様ともすぐに打ち解けてしまう親しみやすさと、現場で培った確かな知識。そして何より、「本当に良い住まいを届けたい」という愚直な情熱。鳥井さんのまっすぐな言葉の数々からは、サンエーが大切にする「一人ひとりの暮らしに寄り添う姿勢」がしっかりと根付いていることを実感しました。
サンエーの「入り口」として、家づくりの最初の一歩で出会う鳥井さん。きっと、心強い相談相手になってくれるはずです。
