Instagram Instagram

Menu

Menu

Column 2025.06.30

京都市山科区の住みやすさ|利便性の高さと豊かな自然が共存する町

京都市の東端に位置する山科区。京都市内中心部からは少し離れたこのエリアが、どのような場所なのか気になる方も多いのではないでしょうか。

今回は、山科区の住みやすさについてまとめました。周辺の見どころや美味しいお店なども紹介していますので、ぜひ参考にしてください😊

[ 目次 ]

京都市の山科区はこんなところ

まずは山科エリアについて、現在の町の姿と歴史的な背景に分けてご紹介します。

✅ 山科エリアの現在

山科は、京都市中心部から東山を隔てた盆地にあります。三方を山々に囲まれ、琵琶湖疎水が流れる自然豊かな土地。長い歴史もあり、山科ならではの観光スポットも豊富です👍

一方で、山科はかなり開発が進んでいる地域でもあります。人口約13万5千人を有し、京都市で5番目に人口の多い行政区です。

山科駅の南側は都会的な風景が広がり、交通網も発達しているので、京都市内中心部や大阪方面へのベッドタウンとしても人気。今後は大阪空港直通の特急「はるか」の停車駅となる予定もあり、さらなる開発が進むことで、ますます住みやすいエリアになりそうです👀

✅ 山科エリアの歴史

山科には古代から集落があり、縄文・弥生時代の土器や石器が発掘されています。

皇室との結びつきも深く、大化の改新を成し遂げた天智天皇(中大兄皇子)の古墳があるほか、平安時代後期には後白河上皇の別荘地にもなりました。

室町時代には、浄土真宗開立の祖・蓮如上人が建立した山科本願寺を中心に、付近一帯が宗教都市として栄えたのだとか。その規模は、当時の資料に「寺中広大無辺、荘厳ただ仏国のごとし」と記されているほど。周囲を土塁と堀で囲んだその様子は、まるでお城のようだったそうです。

山科本願寺は現存しませんが、のちに建てられた「本願寺山科別院」など、蓮如上人ゆかりの史跡が近辺に残されています。

また山科といえば、「忠臣蔵」で有名な赤穂事件の際に、大石内蔵助が隠棲した場所。毎年12月14日には「山科義士まつり」が開催され、年末の山科の風物詩となっています。

京都市 山科の住みやすさは?

ここからは、山科エリアの実際の住みやすさについて、交通やお買い物などの利便性からご紹介します🚃

✅ 交通の便:3路線が通りアクセス抜群

山科は、昔から京都と東日本を結ぶ交通の要衝として、多くの人が行き交う土地。そのため交通網が発達し、現在も交通の便が非常に良いエリアです。

電車はJRと京阪京津線、京都市営地下鉄東西線の3路線が乗り入れています。

JR山科駅から京都駅までは1駅で、約5分とアクセス抜群。新大阪駅までも30分ほどで到着します。また地下鉄東西線を使えば、京都市中心部への移動もスムーズ。各路線は滋賀県へのアクセスにも利用できるので、お出かけやレジャーの選択肢も豊富です✨

山科駅前のターミナルからは、京阪バスやタクシーも利用できるため、交通手段に困ることはありません。名神高速道路の京都東インターチェンジも区内に位置し、車でのアクセスも良好です。

あらゆる交通のニーズに対応できる利便性の高さは、山科の大きな魅力ですね。

✅ 生活の利便性:日常生活に必要な買い物施設が充実

山科は買い物施設が充実した町です。「ラクト山科ショッピングセンター」は地下鉄東西線山科駅直結で、雨の日にも便利。地下街にはお惣菜やベーカリー店が並ぶ「コトチカ山科」もあります🥐

またJR山科駅には、駅ビル商業施設「ビエラ山科」が併設されています。

カフェや書店が入っているので、通勤・通学の際にも気軽に立ち寄れます👍

銀行や郵便局などの施設も駅前に揃っているため、日常生活に困ることのない便利な地域です。

京都市 山科区の子育て・教育環境

移動もお買い物も便利な山科ですが、お子様をお持ちの方は子育て環境も気になるのではないでしょうか。

この章では、山科エリアでの子育てや教育環境についてご紹介します。

✅ 子育て環境:広々とした公園で遊べるエリア

住宅地が中心の山科は、地域のつながりがしっかりしており、安心して子育てができるエリアです。広々とした公園や、山沿いの緑地も多く、のびのびと子どもを育てられます。

また、子連れでお買い物へ出かけられる施設も豊富。とくにラクト山科ショッピングセンターには、授乳室やベビーベッド、子ども用トイレが完備されています。おむつ専用ボックスや調乳専用浄水給湯器もあり、子連れでも安心してショッピングができる場所です。

子育て支援施設は、椥辻駅近くの山科区総合庁舎に「子どもはぐくみ室」があります。また区内の3か所に「つどいの広場」が設置され、乳幼児の親子が気軽に参加し、交流を深められますよ。

✅ 教育環境:勉強もスポーツも習い事の選択肢が豊富

山科区には、14校の小学校と7校の中学校が存在しています。高校は京都府立洛東高等学校と、私立の一燈園高等学校の2校。交通の便が良いため、区外の学校を選択しても通学はスムーズでしょう。

「京都市山科青少年活動センター」では、さまざまな学びのプログラムやイベントが開催されています。また、自習ができる場所としても人気で、区民または山科に通勤・通学をしている人であれば、中学生から30歳までの方が無料で利用できます。

塾や習い事の施設は山科駅周辺に多く集まり、勉強もスポーツも選択肢が豊富です。また、勸修寺公園にはスポーツ施設があり、子どもが参加できるチームもあります。

京都市 山科区の楽しみ方

ここからは、山科エリアの見どころやグルメスポットをご紹介します。ご夫婦で楽しめる場所、お子様と一緒に楽しめる場所をそれぞれピックアップしましたので、ぜひ参考にしてください🙆‍♀️

✅ 夫婦でゆっくり楽しむならココ

毘沙門堂は、山科の代表的な観光スポットです。

天台宗京都五門跡の一つで、毘沙門堂門跡とも呼ばれています。門跡寺院とは、皇室ゆかりの格式高いお寺のこと。毘沙門堂は飛鳥時代、文武天皇の命によって建てられたのだそうです。

春には桜、秋には紅葉が美しいことで知られ、とくに紅葉で埋め尽くされる参道の石段は必見です。山科にお住まいの際は、ぜひご夫婦で訪れて、風情ある景色を楽しんでください🍁

施設名毘沙門堂
所在地京都市山科区安朱稲荷山町18
拝観時間9:00~17:00(最終受付16:30)
拝観料大人700円、高校生400円、小中学生300円
公式サイトhttps://www.bishamon.or.jp/

山科には、琵琶湖の水を京都市内へ流すために作られた琵琶湖疎水が通っており、「山科疎水」と呼ばれています。

とくに毘沙門堂周辺の疎水沿いには、ソメイヨシノが約600本植えられ、桜並木として人気です。桜の下で咲く菜の花とのコントラストも見事なので、春にはぜひ周辺を散策してください🌸

また山科にはびわ湖疎水船の乗船場もあり、蹴上方面まで周遊できます。国宝や重要文化財指定の疎水施設もあり、歴史ある風景のなか船上デートを楽しめますよ。

施設名山科疎水
所在地京都市山科区御陵
公式サイトhttps://biwakososui.kyoto.travel/
(びわ湖疎水船)

fine dining山科は、JR山科駅直結のホテル山楽内にあるレストランです。

種類豊富なビュッフェが人気で、宿泊者だけでなく地元の人にも多く利用されているそう。朝は京会席、昼には洋食ビュッフェが用意されています。

メイン料理が選べるハーフビュッフェはランチの人気メニュー。ご夫婦でのリフレッシュや特別な日のお食事に、ぜひ利用してくださいね。

施設名fine dining山科(ホテル山楽)
所在地京都市山科区安朱桟敷町23 京都山科ホテル山楽ラクトA1階
営業時間7:00~9:30、11:30~14:30
定休日なし
公式サイトhttps://sanraku.kenhotels.com/kyoto/restaurant/

燻製ランチを提供している「燻製マーケット」は、地下鉄東西線東野駅から徒歩5分ほどの場所にあります。

住宅街のなかの小さな店舗ながら、テレビで取り上げられることもある人気店。

たまごやベーコン、アーモンドなど、燻製尽くしのランチプレートは、大人ならではの味わい。世界のビールやワインなど、燻製にぴったりなお酒も用意されているので、ご夫婦で昼呑みも楽しめますよ🍷

施設名燻製マーケット
所在地京都市山科区東野中井ノ上町6-66
営業時間11:30~18:00
定休日日曜日・月曜日
公式サイトhttps://www.smokedsweets-kyoto.com/p/13/

✅ 子どもと一緒に楽しむならココ

ラクト山科ショッピングセンターには、関西最大級の規模の無印良品が入っており、子連れに優しいスペースも充実しています👶

「Cafe&MealMUJI」にはキッズチェアもあり、子連れでの食事に利用しやすいカフェ。また「木育広場」では、絵本を読んだり木製の温もりあるおもちゃで遊んだりできます。

ラクト山科内には2030年度までに、親子での交流ができる図書館や市内最大級の屋内施設を開設する予定だそう。今後ますますお子様と楽しめる場所になりそうですね✨

施設名ラクト山科ショッピングセンター
所在地京都市山科区竹鼻竹ノ街道町91
営業時間10:00~20:00
入場料なし
公式サイトhttps://www.racto.jp/

山科なら、滋賀県の琵琶湖へもすぐアクセスできます。大津港周辺で砂浜を裸足で駆けまわったり、水とたわむれたり。少し足を伸ばせば、「琵琶湖バレイ」や「滋賀県立びわ湖こどもの国」など、子どもが楽しめるレジャー施設も豊富です🏝️

また琵琶湖南部を周遊する「ミシガンクルーズ」もおすすめ。船内はベビーカーでも移動可能で、おむつ替えシートや授乳室も用意されているので、子連れでも安心して乗船できます。

琵琶湖周辺にはブランチ大津京など商業施設も豊富。是非いろいろな楽しみ方を見つけてください。

施設名琵琶湖
所在地滋賀県内
営業時間9:30~20:00(土日は17:00まで)
公式サイトhttps://www.pref.shiga.lg.jp/ippan/kankyoshizen/biwako/gaiyou.html
(琵琶湖の概要|滋賀県のホームページ)

ライオンカフェは、旬の野菜やフルーツなど、素材にこだわった料理とスイーツを楽しめるカフェ。山科駅から徒歩数分の、複数店舗が入るビルの3階にあります。

とくに絨毯が敷かれた小上がりのソファ席が人気で、絵本も用意されているので、家族やママ友同士でのランチに便利。また屋上テラスでは、手ぶらでBBQも楽しめます。

人気メニューは、パティシエ手作りのフワフワなパンケーキ。お子様と一緒に食べれば、笑顔いっぱいの時間が過ごせそうです✨

施設名ライオンカフェ
所在地京都市山科区竹鼻竹ノ街道町74 アースビル 3階
営業時間11:00~17:00
定休日なし
公式サイトhttps://lioncafe-kyoto-yamashina.rwop.jp/

「日本style パスタ&甘味 ゆる音家」は、坪庭のある昭和初期の町屋をリノベーションしたレストラン。家族での来店も多く、とくに2階は半個室になっているため、子連れでもゆったり過ごせる空間だそう。

メニューは箸でいただく、和のテイストのパスタが人気。キッズ用のメニューや食器もしっかり用意されているので安心です🍝

施設名日本style パスタ&甘味 ゆる音家
所在地京都市山科区竹鼻竹ノ街道町77-1
営業時間11:00~21:30(15:30~17:00は休みの場合あり)
定休日年始
公式サイトhttps://yuruneya.owst.jp/

まとめ

山科周辺の住み心地についてご紹介しました。

交通アクセスやお買い物に便利で、都会的な暮らしができる山科。一方で、山沿いの豊かな自然を楽しめて、アクティビティが豊富な滋賀県の琵琶湖もすぐ近くにあり、魅力あふれる町です。

この地域で暮らしてみたいと思った方は、ぜひサンエーにお問い合わせください。不動産情報と建物のプランニングを同時に提案いたします。

山科エリアでのお住まい探しも、サンエーにおまかせください!


山科エリアの物件はこちら

The Resrot -京都東-

光を集めるアートな家

[ 40,800,000円 ]